2021/08/22 19:22
テラコッタ鉢とは？
イタリア語 “terra(土)” “cotta(焼いた)”
イタリア語で“焼いた土”が語源となっているテラコッタ鉢。
表面に模様やデザインがされている鉢もあり、お洒落な鉢として人気ですよね。特に海外では不動の人気ではないでしょうか。
①テラコッタ鉢と素焼き鉢の違いは？
粘土で形作りし、高温で焼成して作られる鉢を素焼き鉢と言います。
日本の素焼きと意味合いは同じですが、素焼きの鉢より赤味の強い鉢の事をテラコッタと言い表します。
表面が多孔質で空気、水分を通しやすいのが特徴です。
余分な水分が鉢壁から蒸発しやすく、鉢内の空気も入れ替わり易いので蒸れにくいのです。
根腐れ防止にもなりますね！
多くの植物は水はけの良い環境を好むので、観葉植物にとても向いている鉢になります。
②テラコッタ鉢のデメリットはあるの？
大きなデメリットはないですが、プラスチックやセラミックなど空気を通さない鉢と比べると真夏は乾き易い傾向にあるので、水切れしないように土の様子を見ながら水あげをしてみてください。
また、テラコッタ鉢は多孔質になる為、鉢全体に目に見えない無数の穴が空いています。
その為、釉薬が塗られているようなずっしりとした陶器鉢と比べると衝撃には弱いので、落としたりぶつけたりすると欠けたり割れたりする恐れがあります。
③テラコッタ鉢のメリットは？
既にお話したように、水はけもよく、鉢自体が湿度を調整してくれる万能な鉢です。
「表面の土は乾いていても、中はジメジメしている」なんてことはありませんか？
テラコッタ鉢は、鉢内の湿度を調節してくれるので、根腐れ防止にもなります。
植物の成育にもっとも適した環境を与えてくれることが最大のメリットではないでしょうか。
また、形にも統一性がありインテリアにも馴染み易いことや、歪な形のものは比較的少ない為、使わない時には収納し易いです。
いかがでしたでしょう。少しでもテラコッタを身近に感じて頂けれたら嬉しいです。
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海外風に飾りたい人や観葉植物を上手に育てたい人にとてもオススメ。
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